ところで、橋を清掃する意味あるの?

前回、話が脱線しましたが、橋守隊の話に戻そうと思います。
さて、これまで読んでくださった方の中には、「紹介してきた活動事例って、確かになんか良さそうなことやってるみたいだけど、実際のところ、効果あるの?」と言いたくなるかもしれませんね。
今回は、そんな疑問にお答えするため?活動後の経過観察した事例を紹介します。
こちらは、周南市内のとあるキャンプ場の入口に架かる橋です。活動前はこんな感じ。

それが、橋守隊の登場により景色が一変しました・・・

親子の一所懸命な姿もあれば、泥だらけになりながら黙々と排水機能を復旧する子ども。
30分もしないうちに、某テレビ番組、劇的なんちゃらのBGMが聴こえてきそうな・・・「なんということでしょう♪」綺麗さっぱりしたではありませんか。
この活動でにくいのが建設会社からの参加者の方。活動後に、ささ~っとホウキで仕上げていました。

活動後のバーベキューがおいしかったのは言うまでもありません♪
驚きは1年半後、綺麗な橋面が保たれていました。

皆さんも“安全に注意しながら”「いつでも」「誰でも」「簡単に」取り組める猫の手メンテナンス活動を地域のインフラで実践してみませんか?

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  1. おひげ

    初めまして。
    橋の点検を職業としている者です。

    橋の点検は現在法令で5年毎のスパンで行うよう義務付けられていますが、橋の隅から隅までを点検する際に路面にある土砂や草木が非常に厄介なのです。
    また、土砂などが堆積して排水が正常に機能しなくなったり、濡れた状態が続くことで橋そのものにも負荷がかかります。

    とても素敵な活動に心打たれました。
    橋を通る方々も、管理する方々も気持ちの良い景色です。
    橋を想ってくれる方々のためにも、労を惜しまず点検しなければと改めて感じました。

    • しゅうニャン橋守隊

      おひげ さま
      はじめまして。コメントありがとうございます。
      点検するにも橋の健康にも厄介な支障物は、心がけ1つで誰でも取り除くことができます。
      これが地域で当たり前の活動になれば、専門家は本来の職務に注力できますね。
      そして、皆で大切にする風土があれば、何かが変わる気がします。共にできることをコツコツやっていきましょう♫

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