第8回 橋守活動で繋がる横の絆と縦の絆
これまで主な活動である橋守活動を紹介してきましたので、今回は臭い感じで?橋守隊の「2つの絆」を紹介します。
1つは立場の枠を越えた「横の絆」。産・官・学民の“ゆるい”つながりです。連携や協定の形もあると思いますが、嫌々やっても「土木」や「インフラメンテナンス」にマイナスのイメージが残るだけなので、強制感のない活動を維持しています。
これにより、普段出会うことの無い人達との出会いがあり、橋をプラットフォームとして土木の専門家からド素人までがインフラメンテナンスを共通の目標として和気あいあいと活動することにより、色々なコラボ活動につながります。
例えば、地域に橋守隊が飛び込めば、地域にインフラメンテナンスの重要性を伝えることができます。子供が技術者に質問や想いを投げかけることで、技術者プライドを取り戻します。施設管理者が学校とつながることで相互に学び合う場が誕生します。
他にも、色々なつながりができ、専門家達も良い意味で相互に私見をぶつけあえるため、個々の自己研鑽や気付きを与えてもらえる貴重な場となります。
もう1つは「縦の絆」。次世代にインフラを伝える貴重な機会となります。橋守活動に参加した子供たちは、後日、「この橋を僕が掃除したんだ!」とか「私が治した橋を見に行きたい!」と言うそうです。仕事でやっても面白くない?ことを子どもは目を輝かせて取り組みます。モチベーションの持ち方でしょうか(笑)
彼らは、更に活動で興味をもったものを自分の課題として取り入れます。子供達の記憶の1ページに明らかに「土木」「インフラメンテナンス」が刻まれています。
子供達が興味を持ったり、子供の教育にも良い!と大人が思ったり、今週末はどこにも遊びに行くところないな~と思えば、家族で参加せざるを得ない活動!?それが橋守活動です。「いつでも」「どこでも」「簡単に」できるインフラメンテナンス活動を全国で仕掛けてみませんか!?1人でやっても大変ですが、皆でやればきっと楽しいと思いますよ!
地域の枠を越えた新しい「横の絆」募集中♪
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