他にもこんなにある木材利用の環境的メリット

木材利用は、環境面で考えてもたくさんのメリットがあります。主なものを挙げてみますと。


木材は樹木を伐採して加工しただけで手に入ります。そのための労力は小さく、エネルギーもほとんどかかりません。加工度を上げればその分良質な材料になりますが、加工度が低くても用途によっては十分に利用することできます。うまく使い分けられるのも木材の特徴のひとつです。


国土の2/3を森林が占める日本では、木材資源も豊富に蓄積しています。とりあえず、どれだけ使ってもなくならないほどです。資源が少ない日本においては貴重な、自給も可能な資源といえるかもしれません。


あたりまえの話、資源は使うと減ります。ところが木材はそうではありません。樹木は自分自身で成長するので、放っておくと木材資源はどんどん増えます。なので、使う量を増える量以下にしておけば、いつまで経っても資源が枯渇することはありません。まるで魔法のような資源です。


木材を使うことで、代わりに他の資源の使用量を減らすことができると、その分だけ環境負荷を減らすことができます。また、木材は燃やすことができますので、様々なものに利用した後、燃やして発電なんてこともできます。

プラスチックやコンクリートが簡単に手に入る今の時代ですが、木材利用にはこんなにいいこともあるのですね。

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